スペック
- Mac mini
- メモリ16GB
- SSD512GB
ベンチマーク
他のレビューページと変わりませんが、一応とってみました。
CPUはmac mini2018の intel i3 4コアより格段に早いです。
Metal はさすがにVega56搭載のeGPUの半分以下ですが、大型の筐体に大きなビデオカードを納めて運用するのに比べるととてもコンパクトで扱いやすいです。(というか内蔵グラフィックなので当たり前ですが)
Catalina時代にeGPUの挙動がおかしいことに泣かされましたので、内蔵でこれくらい速ければ全く問題ありません。
アプリの対応状況
アクティビティモニタで「アーキテクチャ」欄を表示するとintel用のバイナリがRosetta2で動作しているのかM1ネイティブで動作しているのかがわかります。Appleとなっているのがネイティブ動作です。
私が利用しているソフトでは、ブラウザの拡張機能や、アンチウイルスソフト、Atok、LibreofficeあたりがまだRosetta2で動いています。
Ios用のアプリで動くものがある!
これはすごいです。試しに入れてみたものは
- Twinkle
見るだけなら、特に問題なく動作した。ただ、リンクをクリックしても反応しないなど完全に動作するわけではない。 - つむぐ年賀状2021
年賀状デザインの作成が問題なくできた。 - ポケット戦国
遊んではいないが、起動はした。
App Storeで 「Iphone及びIpad App」というタブがあるのでここに出てくれば、インストール可能なようです。
温度
温度センサー読みで、WEB閲覧等の軽作業で室温18度時に21−22℃程度です。
筐体もひんやりしています。intel mac miniのときはちょっと重たい作業をするとすぐにファンがうなっていましたが、M1搭載Mac Miniは極めて静かです。素晴らしい!
ちょっと気になること
頻度は高いとはいえませんがMagic mouse2の接続が時々切れ、再接続します。設置場所のせいかもしれませんのでなんともいえませんが。ただmac mini(2018)ではなかった現象です。
ちなみに、Apple Wireless Keyboardではこの症状は今のところ発生していません。
まとめ
個人的には満足感が高いです。
まだ、ネイティブ対応していないアプリもありますが、以外と対応しているアプリも多いです。
これからどんどんネイティブ対応していくと思いますので、新しい物好きなひとにはぴったりかもしれません。
もっとも、CPUもGPUも intel版 mac miniより格段に強化されているものの、もっとマシンパワーが必要な方は、後日発売されるであろうもっとパワーのあるマシンを選ぶ方がよいかと思います。