Mac定番のランチャーAlfred
なれてくるとアプリの立ち上げやファイルの検索はキーボードで操作できると便利です。
Macには基本機能は無料、高度な機能は有償になりますが、定番のランチャーAlfredがあります。
これはデフォルト設定ではMacのOptionキー + Shiftキーで検索窓が表示され、アプリを立ち上げたり、google検索ができたりと、キーボードから手を話さずに連続して作業ができるすぐれものです。
LinuxでもAlfredに似たようなランチャーがほしい
とても便利なAlfredに似たような操作感のランチャーがLinuxでもほしいところ。
以前はUlauncherを使っていました。記憶が定かではないのですが、以前Ubuntu18あたりを使っていたときは起動のためのホットキーが正常に使えていたのですが、最近のバージョンUbuntu20あたりからホットキーにうまく反応してくれなくなった(ホットキーを押下しても検索画面が表示されない)ように記憶しています。
実際UlauncherのGithubページでは以下のようになっており、
Known Issues and workarounds
・If your DE doesn’t use compositing, run ulauncher with
UlauncherのGithubページ--no-window-shadow
to remove a black box around a window
・inotify watch limit reached
・Can’t map the keys to ALT+SPACE
・Hotkey doesn’t work in Wayland when is triggered from certain apps
・Border appears around ulauncher window in Sway DE
・Pass custom environment variable to Ulauncher
Alt+Spaceキーがうまく動作しないとかいくつか問題を抱えているようです。(これを見ると起動キーをAlt+Spaceに設定していたのがまずかったのかもしれませんね)使用感は結構良かったので残念です。ある程度問題解決したらこちらに戻ることもありかもしれません。
Albertを導入する
代わりにAlbertを導入して使用しています。インストール方法も公式HPに記載の通りにすすめていくだけです。
インストール時の注意点が少しだけ。
- Linux Mint20はUbuntu20.04をベースにしているので、xUbuntu_20.04を使うこと
(Linux mint21はUbuntu22.04ベースなのでxUbuntu22.04向けを使う) - ディストリビューションとそのバージョンごとにパッケージが別れているので、公式HPに記載の手順を一部読み替える必要がある。
以下公式HPからの引用ですがインストール手順は
curl "https://build.opensuse.org/projects/home:manuelschneid3r/public_key" | sudo apt-key add -
↑この手順は同じ
echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/manuelschneid3r/xUbuntu_20.04/ /' | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/home:manuelschneid3r.list
curl -fsSL https://download.opensuse.org/repositories/home:manuelschneid3r/xUbuntu_20.04/Release.key | gpg --dearmor | sudo tee /etc/apt/trusted.gpg.d/home_manuelschneid3r.gpg > /dev/null
sudo apt update
sudo apt install albert
↑バージョン番号のところ2箇所に注意
となります。
Albertの画面
Ctrl+spaceで検索画面が出るように設定したところ
設定画面
Albertの設定画面2 検索対象を選択できる。
あまり複雑なことはしていませんが、アプリの起動に使うだけでもかなり便利になると思います。