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Canon プリンター(TS7530)のインク詰まりを修復(自己責任で実施)

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PGBK(顔料インク黒)が印刷されない

1年に数回しか使わないせいか、黒が印刷されなくなってしまいました。まだ購入して2年程度しか経過していないため、なんとか復活させたい。

試したこと

STEP
ヘッドを水洗い(効果なしでした)

プリントヘッドをプリンター本体から取り外します。プリントヘッドは赤い矢印の部分です(取り出しのためには、インクをセットするパーツの両脇のレバーを上に上げる必要があります。)。

洗面器に水を張り、インクが流れ出なくなるまで揺する、水を替えるを繰り返します。

キッチンペーパーやドライヤーでプリントヘッドを乾かします。

プリントヘッドとインクを元通りにセットします。

プリンターの機能を使ってパターンチェックをしてみると、PGBK(顔料黒)は印字されませんでした。PGBKが印刷されていれば、一番上に「PGBK」の文字とともに印刷されているはずです。残念。

STEP
洗浄カートリッジを使ってみる(効果なしでした)

amazonでプリントヘッド洗浄用のカートリッジが販売されていました。お値段650円でした。これでプリントヘッドが復活してくれれば御の字です。

しかし、あわてて購入したため型番が「BCI-350」である点を見落としていました。TS7530プリンターに適合するカートリッジはBCI-301BKです。当然プリンターはこのカートリッジを認識してくれませんでしたが、インクについているICチップを手持ちのBCI-301BKのチップと取り換えることでカートリッジが認識されるようになりました。

カートリッジをセットして2回ほどヘッドクリーニングを実施、その後パターンチェックをしてみました。

残念。汚れがひどいのかPGBK(顔料黒)は印刷されませんでした。Amazonでは効果があったとレビューしている人もいるので、このカートリッジで直る場合もあるのかもしれません。

STEP
お湯でプリントヘッドを洗浄する(復活しました)

50℃〜60℃のお湯を洗面器にためてプリントヘッドをつけ置きしたり、シャワーをプリントヘッド部分に当てて詰まりの原因の固着したインクを徹底的に洗い流します。

プリントヘッドからドロドロとした黒いインクが流れてきました。

洗面器のお湯を何度も取り換え、シャワーでプリントヘッド部分を洗い流すこと約2時間。詰まりの原因となっているインクも流れてこなくなったので、プリントヘッドをドライヤーで乾かし、プリンターに取り付けて印刷を試します。

成功です。パターンチェックを試すとPGBKが印字されました。

終わりに

手間はかかりましたが、頑固なインク詰まりはお湯で洗い流すのが一番効果的でした。なお、水やお湯でプリントヘッドを洗うのは、メーカーの保証対象外となると思われますので、お試しになるときは自己責任で実施してください。

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