アップグレードでMint Linuxが修復不能に
Mint Linuxに特に不満があったわけではないのですが、Mint Linux20.2から20.3に
apt dist-upgrade
したところ、OSの起動や一部のソフトの起動が著しく遅くなり、使用に耐えない状態になってしまいました。スナップショットでもとってから実行すればよかったのでしょうが、その手間を惜しんでアップグレードしたところ、(初心者の私の腕では)修復不能に。
エラーログを見てみるとウインドウ回りでエラーをはいているような・・・それが分かったもどうすることもできないため、これを機会に別のディストリビューションを試してみることにしました。
Linux Mintはこれを除けば安定していましたし、Cinnamonは見た目もクールでよいディストリビューションと思いました。ただ、全体的にアプリのバージョンが古めなのが玉に瑕でしたが。
候補は2つ
同じパッケージ管理のDebian系がよかったので、比較的最近にバージョンアップしているものでそこそこ画面のきれいなもで候補を絞りました。
Ubuntuはファンの方ごめんなさい、あのデフォルトの壁紙や色使いが好きになれないです。
そこで考えたのは、
の2つです。
Elementary OS6.1はインストールがすんなりとはいかなかったです
最初にElementary OSのインストールを試みました。
Elementaty OSはMacライクの画面をもつディストリビューションです。
Windows上でISOイメージをダウンロードし、Rufusを使って、USBブート可能な状態にして、USBからインストールしました。
しかし、インストール時にシステム設定の70%で止まってしまい、そこから全く進みません。
何回かやり直す最中に、SSDの領域を完全に解放したり、最初の言語選択で英語を選択して後で日本語環境に設定するなどしてようやくインストールができました。
領域を完全解放した後に、ディスクを消去してインストールを選択したところ。
・・・苦戦の末にインストールはできたのですが、ちょっとアプリが少なめ(HPには厳選したアプリとなっています)で、Linuxらしいちょっとごちゃごちゃした感じがなくなりすぎているのが寂しい。
また、インストールに苦戦するようでは今後の運用時にも何かと苦労しそうな気がするので、こちらの運用は諦めました。でもコンセプトはよいと思いますしもう何世代か改良が続けばもっとよくなるポテンシャルはあると思います。
ZORIN OS16はすんなりインストール完了
今回は無料のCore版を選択しました。39ユーロの有償版もあり、こちらはWindows11的なテーマとMac的なテーマが加わっているそうです。購入後気に入らなかったらもったいないので、今回は無償のもので試すことにしました。
インストールは特筆する事は何もありません。公式HPからISOイメージをダウンロード。RufusでUSBブート可能な状態にしてインストールですんなりインストール完了しました。
インストール中に変な訳が出てきますが気にしない。「国勢調査」?
要するにインストール中の統計情報を送ってよいかということを聞いているのでしょう。
インストール完了。壁紙やデザインが素敵です。しばらくLinuxはZORIN OSを使ってみることにします。