RealForce R3を購入しました
メカニカルキーボードMajestouch Convertible2を購入して、初メカニカルを試していたのですが、原理的にメカニカルキーボードはチャタリングが起きやすいらしいです。
私の環境でもチャタリングが発生し、たまにとはいえ使用時にストレスが生じるため、原理的にチャタリングが発生しないとされる静電容量方式のリアルフォースを購入しました。
メカニカルのカチャカチャ言うキー操作も赤軸ならそれほど重くもなかったので結構気に入っていたんですが残念です。
二重入力が発生しない
スイッチが入る位置と切れる位置に差(ヒステリシス)を設けているため誤動作のひとつである二重入力(チャタリング)が発生しません。 また、静電容量無接点方式スイッチの利点として、メカニカルスイッチやメンブレンスイッチのような接点が無いため、構造的に二重入力(チャタリング)を防いで、長期間に渡り安定した入力環境を提供します
東プレのHP
購入モデルはR322HCの変荷重モデル。10年以上前にUSB接続の初代RealForceを購入し、使用していたこともあるので大体のキー入力の感触は分かっています。(セブン銀行ATMのテンキーも東プレ製だそうですので、その感触です)
気に入った特徴は
- 静電容量方式で原理的にチャタリングが発生しない。
- 最新のBluetooth 5.0(4接続) & 有線接続(UEFI設定等で必要になることもある)
- スイッチのオン位置を調節できる APC 機能(押下が浅めで認識してくれるキーボードが好みなので)
あたりです。欠点は、
お値段が高い!
amazonで通常¥34,540のところ、ブラックフライデーセールで¥ 32,810 &ここに概ね8%のポイントバック。大体¥30,000円。一応考えられる限りの安く買う方法でこのお値段。
しかし、初代モデルもUSBの有線接続が面倒なため、最近はほとんどお蔵入りしているだけで、いまでも快適なうち心地で使えますので耐久性は抜群。お値段は高めですがきっと長持ちしてくれるでしょう。
RealForce Connectで設定する
せっかくカスタマイズができるため、いろいろ試してみました。なおRealForce Connectは有線接続の時のみ利用可能なので、Bluetooth接続メインでつかっていると、気軽に立ち上げることができないのが難点です。
Mac用にキーをカスタマイズする
Windows用キーボードをMacで利用するときは、キーの入れ替え設定は必須です。(最も設定を入れ替えても、キートップの印刷が変わるわけではないので脳内変換が必要ですが)
Karabiner-Elementsを利用してMacのソフト上でキーを入れ替えることもできるのですが、せっかくRealForce本体に記憶させることができるので、こちらで設定してみました。
ソフト上の設定も便利なのですが、キーボード本体にキー入れ替えを記憶させることができると、OS起動前のキーコンビーネーションにも使えるので便利です。(最もApple SiliconのMacの起動時に復旧モードに入る方法はメニュー表示まで電源ボタンを押下するように変更されたようなのでそれほど必要性がないのかもしれません)
東プレのHPのMacでおすすめのキーボードにちょっと味付けをするような形で次のように設定してみました。Ejectキーを設定しているのはOption+Command+メディア取り出しキーでスリープにしたいため、メディア取り出しキーを設定するためです。
変更前 | 変更後 |
Caps Lock | 左Ctrl |
左Ctrl | Caps Lock |
Windowsキー | 左Optionキー |
左Altキー | 左Commandキー |
無変換キー | IME Off |
変換 | IME on |
カタカナ ひらがな | 右Commandキー |
右Altキー | 右Optionキー |
Pause | Eject |
キーストロークを少し浅くする
軽いキーと比較的浅めのキーストロークが好きなので、APC機能を使って少し浅めの設定をしました。キーボード入力の癖は人それぞれ違うと思いますが、私の場合は、2.2mm→1.5mmに変更したら入力ミスが減りました。
EcoモードをLv4(電池消費は大きくなるがすぐに接続が切れないモード)に変更する
デフォルト設定だと、すぐにキーボードの電源が切れてしまうので、Lv4に設定します。
設定変更したら忘れずに保存する
設定変更したら忘れずに保存ボタンを押下で記憶させましょう。ちょっとわかりにくいですが、保存ボタンを押下しないとキーボードが変更点を記憶してくれません。
終わりに
お値段高めなのが欠点ですが、使用感は素晴らしい。満足度高めです。ただ、打鍵感はメカニカルのように押下時にストンと落ちるような感触ではなくて、、徐々に抵抗感が増えていくような独特な感触なのでRealForceに慣れていない人は少し違和感があるかもしれません。
しかし、おすすめキーボードであることは確かです。